~西予市地域おこし協力隊・田舎で働き隊~
ミッションは城川町高川地域での養蚕事業参入を目指しながら既存の桑園の管理。
2006年~2017年
都内ホテルで宴会業務に携わる中で着物や茶道など和文化に興味を抱くようになる。
2016年 夏頃 国産の絹糸が国内シェアの僅か0.1%未満である事に疑問を抱き養蚕に関心を持つ。
2017年 5月 群馬県安中市にて養蚕ワークショップに泊まり掛けで参加。
同時期に自宅でも蚕100頭を人工飼料にて飼育。
2017年 8月 ゆるりと茶の湯テーブル茶道アドバイザーとなる
2017年 9月 東京都世田谷区より西予市城川町に転入。
西予市地域おこし協力隊、城川町高川地域づくり会田舎で働き隊に着任。
城川町高地域の桑園二ヵ所の剪定作業をする。
隣町、野村町にて養蚕農家研修。
2017年 10月 東京キモノサローネin日本橋・ゆるりと茶の湯ブースでテーブル茶道アシスタント業務に携わる。
(2018年1月現在)
○蚕を育ててみて○
絹糸はもちろんの事、蚕という虫そのものに魅せられる。
蚕の短い一生をつぶさに見つめる事で限りある時間の大切さを痛感し、その事を多くの人に蚕を通して知って貰いたいと
思うようになる。
その中で自身が糸を作る訳ではないが伊予生糸の原料となる繭の生産に携われる事を誇りに思う。
○これから○
養蚕だけでなく、着物や茶道などの和文化を若年層や外国人観光客などに知って頂けるよう活動していきたい。
養蚕はこの春に大日本蚕糸会の研修に参加予定。実際に養蚕を始めるのは今年夏を予定している。
既存の養蚕農家個人で飼育する方法だけでなく新しい飼育形態なども考えていきたいと思っている。
テーブル茶道に関しても2月に西予市生涯学習課による「いきいき学級」にて講師として講座を担当する事になっている。
テーブル茶道に関しては地域という限定された範囲ではなく市内、市外に拘らず幅広く活動していく予定でいる。
養蚕だけでなく簡単な染織ワークショップのできるカフェなど人の集う空間を地域に作り、養蚕+アルファの収入源のある
起業をし、自分一人ではなく企業養蚕の形態をとっていきたい。
企業養蚕やカフェなどで障碍者の方の雇用の場なども創出していけたらと思っている。